STAGE.2 購入編物件資料の読み方1

物件資料の読み方1物件資料の読み方はご存じですか?

不動産案内書(物件資料)には、さまざまな不動産用語がでてきます。ここでは資料の読み方をご説明します。
マンションと一戸建では、記載している内容が異なります。
不動産広告のチェックポイント 1

マンションの物件資料の場合

■SRC造
鉄骨鉄筋コンクリート造のこと。鉄骨で組んだ柱や梁の周りを鉄筋コンクリートで覆う工法。高層建築によく用いられます。
■RC造
鉄筋コンクリート造のこと。鉄筋で骨組みを構成し、その周囲をコンクリートで固めて建物の躯体をつくる工法。中高層建築の代表的な構造。
■S造
鉄骨造のこと。構造に断面の細い鋼材を使い、軽量で靭性に富んでいるため高層ビルや大スパン建築物に適しています。
■管理
管理会社に業務を委託する委託管理と、入居者による自主管理に大別されます。委託管理には、決められた日に清掃や点検業務を行う巡回管理、午前10時〜午後5時ぐらいまでの通勤による日勤管理(管理員が現地まで通勤して業務に就きます)、住み込みによる常駐管理(管理員が同建物内に住居を有する場合、但し業務は午前10時〜午後5時ぐらいが多い)があります。また、24時間有人管理と呼ばれる、管理員(昼間)と監視員(管理員の休日及び夜間)との併用による業務体制などがあります。管理の仕方、規模によって管理費も違ってきます。管理体制と管理費を併せて見ておくといいでしょう。
■管理費
管理規約により、専有面積の割合等に応じて決められます。共用部分(エレベーター等)の維持や清掃などの費用にあてられます。
■修繕積立金
建物の外壁塗装や補修、共用部分の修繕費用にあてられます。管理費とは別に毎月積み立てます。
■専有面積
区分所有となる建物部分をいいます。この面積を専有面積といいます。住戸の専有面積の計算方法には2つの種類があります。一般的にパンフレットや広告に表示されているのは「壁心面積」で、壁の中心線から内側の部分を表します。これに対して登記簿上の面積は壁の表面から内側の部分で測る「内法面積」です。壁心面積より内法面積のほうが小さくなります。
■バルコニー面積
バルコニーは専用部分ではなく、共用部分の専用使用部分となります。従って、専有面積には含まれません。
■共用部分
専有部分以外の建物部分をいいます。マンションのエントランス、共用廊下、階段室、エレベーター、柱、床スラブ等がこれにあたります。原則として区分所有者全員の共有となります。
■専用使用権
バルコニーや専用庭、駐車場のような共用部分でありながら、特定の人だけが使用できる権利を専用使用権といいます。毎月使用料のかかるものもあります。
■間取り

広告においてDK・LDKと表示するために必要な畳数は部屋数により次のとおり定められています。

最低必要な広さ(畳数)の目安(下限)

居室(寝室)数 DK LDK
1部屋 4.5畳 8畳
2部屋以上 6畳以上 10畳以上
4DK/和6・4.5、洋6・6、DK6とは、「和室6畳、4.5畳、洋室6畳、6畳、とDK6畳」の4DKを意味します。
■徒歩時間
最寄り駅までの所要時間を徒歩分数で表示しています。道路距離80mにつき徒歩1分として切り上げて計算されています。一般的に、信号待ちなどの時間は含まれていませんので、現地案内の時に、一度歩いてみることをお勧めします。
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