STAGE.3 契約編決済と引渡し 1

決済と引渡し 1売主は引渡しの、買主は売買代金の支払ができるよう準備をします。

契約を締結して手付金の授受をしたら、残代金支払い日までの間、引渡しの準備に入ります。物件のお引渡しにあたり、物件状況の最終確認、所有権移転登記等の必要書類の準備、ローン実行の調整等を行い、不動産のお引渡し・売買代金の支払いが確実に行われるようにいたします。
売主の引渡しの準備
(1)融資・登記関係
・借入金返済または、抵当権等抹消のための準備
・必要に応じて買換ローン等の申込み
(2)書類等の準備や諸手続き
・所有権移転登記に関する書類
・固定資産税等の納税通知書
・買主に承継すべき管理規約、借地権譲渡承諾書、覚書など権利関係の書類
・その他、引渡しに必要な書類(管理規約・建築確認通知書など)
(3)費用
・仲介手数料(残金)等の諸費用
(4)境界の明示
・売主は、買主に対し、残代金支払い日までに、現地にて境界標を指示して境界を明示する義務があります。また、境界標がないとき、売主はその責任と負担で、新たに境界標を設置して境界を明示する必要があります。
(5)その他
・引渡し日までの引越し
売主の残代金決済日のプロセス
1 残金の受領
残代金を受け取り、領収書を発行していただきます。
2 固定資産税等の清算
引渡し日以降の金額を日割りで計算して、精算金を受領します。
3 所有権の移転(登記)
司法書士に関係書類を渡し、登記申請を依頼します。この際、登記費用(売渡証書作成費用等)と司法書士への報酬が必要です。
■必要書類及び持参物■
登記済証(権利証)または登記識別情報、実印、印鑑証明、固定資産税評価証明書等
4 関係書類の引渡し
管理規約やパンフレット、付帯設備の保証書等の関係書類を買主に引渡します。
5 その他の費用の支払い
仲介手数料(残金)を支払います。抵当権抹消登記等がある場合は抹消費用も必要です。
6 鍵の引渡し
  買主に鍵をお渡しします。
分担金の精算はどうするの?
固定資産税・都市計画税・管理費等については、引渡し日の前日までを売主が、引渡し日からを買主が負担するように日割りで計算し、清算金を授受します。
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